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| 7 作況指数とは |
| 皆さんも“作況指数○○で今年も豊作”などの新聞報道やニュースに接したことがあるかと思います。 作況指数とは、作柄のよしあしを示す指標で、その年の「10a当たり平年収量」に対する「10a当たり収量」の比率で表したものです。 それでは、この作況指数とこのもととなる水稲収穫量調査についてみてみましょう。 なお、作物の育ち具合やどれ位とれそうかを、人工衛星を用いて推定する方法(リモートセンシング)の研究も進めていますが、現在の調査方法を超える精度の高い調査結果が得られる段階には、未だ至っていません。 |
| 米の収穫量調査の仕組み |
| 水稲収穫量調査 は、稲の生育状況や収穫量等を把握することを目的とした調査です。 調査は、7月、8月及びもみ数確定期の作柄概況調査、10月の予想収穫量調査、収穫期の収穫量調査と田植期から収穫期の間に5回公表を行っています。 |
(1) 調査する田んぼの選定
(2) 生育途中の収穫量推定方法
(3) 収穫期の収穫量調査方法
(4) 作況指数
| (1) 調査ほ場調査 |
| 水稲収穫量調査では、正確で効率的に作柄(農作物の生育状態)を調べるため、都道府県ごとに水田の中から無作為抽出(いわゆるくじ引き)により調査を行う水田を選び出し、その調査水田ごとに3か所(長方形の水田の対角線上の左上@、中央A、右下B)を対象に水稲の作柄を調査します。 | ![]() |
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| (2) 生育途中の収穫量推定方法 |
| もみ数までの実測可能な地帯の10a当たり収量推定事例 |
| 実 測 値 | ||
|---|---|---|
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| 1u当たり20株 | 1株当たり21本 | 1穂当たり69粒 |
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| 予 測 値 | |
|---|---|
| 以下のデータから、千もみ当たり収量(登熟状況)を推定します。 | |
| ・気象データ ・過去の水稲実測データ ・水田を見回って収集した作柄・被害データ ・関係機関から収集した作柄・被害データ | |
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| 千もみあたり18g | |
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| 「1u当たり株数」 | 「1株当たり穂数」 | 「1穂当たりもみ数」 | 「千もみ当たり収量」 | |||
| 20(株) | × | 21(本) | × | 69(粒) | × | 18(g) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 「10a当たり予想収量」 | ||||||
| = 522(kg) | ||||||
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| (3) 収穫期の収穫量調査方法 | ||||
| @【稲刈り】 | A【脱穀】 | |||
|---|---|---|---|---|
| 穂からもみの粒だけを取り分ける | ||||
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| 『もみ』 | ||||
| C【選別】 | B【もみすり】 | |||
| もみがらや異物を取り除いたすべての米粒 を、ふるいにかけ玄米とくず米に分ける |
もみを乾燥させた後、もみ がらや異物を取り除く | |||
| 『玄米』 | ||||
| 粒の厚さが1.7mm以上あり、ふるい目の上に残った米 | ||||
| 【ふるい(網目1.7mm)】 | ||||
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| 『くず米』 | ||||
| 未熟粒など粒の厚さが1.7mmに満たないことから、ふるい目から下に落ちた米 | ||||
| D【測定】 | ||||
| 玄米の重さを計り、調査した田んぼの収穫量が決定します | ||||
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| 調査した田んぼの収量を集計した値を基礎に、被害データ、関係機関から収集した情報などを加味して、 10a当たり収量(kg) を決定しています。 |
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| (4) 作況指数 |
| 作況指数 は、作柄のよしあしを示す指標で、その年の「10a当たり平年収量」に対する「10a当たり収量」の比率で表します。 |
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| 資料:農林水産省「平成19年産水陸稲の収穫量」(PDF) |
| ◆10a当たり平年収量とは |
| ある年の米のとれ具合(作柄)が良いか悪いかを分かりやすく表現するために基準の収量として作成しているものです。 具体的には、気象の推移や被害の発生状況等を平年並みと仮定したときに、作付けされる前に予想される10a当たり収量をいいます。 この平年収量の作成方法は、以前には過去の実際にとれた10a当たり収量の値をもとに、その平均値をとったり、直線やだんだん緩やかに増加する曲線を当てはめて推定する方法がとられていました。 しかし、今日ではより正確な推定値を得るために、まず、過去の10a当たり収量から、降水量、気温等の気象の要因によって変動する部分(気象効果)を除いた上で、雲形定規を当てはめるようにして収量の傾向(トレンド)をより的確に表現できる「スムージングスプライン方式」が用いられています。 |
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